新婚旅行に行った友達が式の時にプレゼントした絵のお礼に筆を買ってきてくれた。
見た目高価だし、そういうものはすぐ使ってみたくなる俺。早速、近くにあった菊の花を描いてみた。慣れてないのでまだ使いにくいし、高価そうでもったいないなぁ。でもほんっとありがとうね!
どんどんいい絵描きます!
の絵を頂くために筆を買ってきたという新郎新婦ぅ・・・・・。
イタリア人ポッジについて…
−−レオナルド・ダ・ヴィンチは、ミケランジェロやラファエロとならび称される巨匠であり、いろいろな意味でルネッサンスを代表する人物といいうるであろうが、この画は彼がフィレンツェの富豪フランチェスコ・デル・ジョコンドの依頼をうけて、その妻エリザベッタを描いたものといわれる。「モナ・リザ」とは「わがエリザベス」という意味である。
イタリア人ポッジの調査によると、エリザベッタはフィレンツェのアントニオ・マリア・ディ・ノルド・ゲラルディニの娘で、この絵が描かれたのは、一五〇三年から足かけ四年ほどの間、彼女が二十四から二十七くらいの時だという。板に油絵具で描かれ、画面の大きさは七十七センチに五十五センチであるが、このような小品に、四年という歳月をついやして、しかもなお未完成であったというのは、おどろくべきことである。
かくも長期にわたって、モデルに同一の表情をとらせるのはほとんど不可能であるが、ダ・ヴィンチはその問題を多少とも解決しようとして、アトリエに楽人、道化師らをまねき、エリザベッタの気もちをまぎらそうとつとめたという。
ところで、問題のなぞめいた表情であるが、この口もとがいくらかひきつったような特異な微笑は、ギリシアや東洋の古い彫刻にみられる、いわゆるアルカイック・スマイル(古拙的微笑)と共通したものがある。なぜこのような微笑があらわれたかについては、解釈がさまざまである。一説によれば、エリザベッタは当時子供を失ったばかりだったので、その悲嘆がおのずとあらわれたものであろうという。微笑の原因を画家自身に帰し、彼の人間観察の深さが、この複雑な表情をもたらしたのだ、とする説の方が有名なのは、いうまでもない。
ダ・ヴィンチは、フランスのフランソワ一世にまねかれたとき、この画を持参したが、王はこれを四千エキュで買いあげ、フォンテンブローの城にかざったという。以後数百年の時の流れをへて保存され、現在ルーヴル博物館に陳列されているのであるが、たびたび洗浄をうけ、光沢ニスをかけられたりしたので、画面全体がこまかいひびを生じ、細部は洗い落とされてうすれてしまった。それにもかかわらず、というより、それゆえにますます、モナ・リザの微笑はふかみをたたえ、人間や芸術についてのなぞを問いかけてくるように思われるという。
阿部知二他編『西洋故事物語』
